PCで使用できる音楽再生ソフトには「Windows Media Player」「iTunes」などなどさまざまあります。
ですが、今となっては使うソフトは固定されている方がほとんどじゃないでしょうか。
そんな中、SONYから新たな音楽再生ソフト「Sony | Music Center for PC」が2017年8月29日にリリースされました。Windows専用ソフトなのでMacでは使用できません。
新ウォークマンや、Bluetoothスピーカー、AVアンプなど、ソニーオーディオ製品用となっているが、とくにプロテクトがかけられているわけではないため、他社製品でも問題なく使うことができる。
音楽再生ソフトを取り巻く今までの流れですと、自分の製品のみ使用できて他社の再生プレーヤは使用できない、というような制限がかかっていました。
でも今回のソフトは完全フリーで、みなさんが持っているプレーヤでも使用できる可能性が大です。無料なのでぜひ試してみてください。
2023年でもアップデートが継続されていますので安心してご利用頂けます。
再生対応フォーマットが多すぎる
Music Centerの仕様を見てみると、再生可能な楽曲ファイルフォーマットは下記の通り。
Sony | Music Center for PCの再生対応フォーマット
> ATRAC(.oma/.aa3)/ATRACAdvancedLossless(.oma/.aa3)/WAV(.wav)/MP3(.mp3)
> AAC(.3gp/.mp4/.m4a)/HE-AAC(.3gp/.mp4/.m4a)
> WMA(.wma)/DSD(.dsf/.dff)/FLAC(.flac)
> MQA(.mqa.flacあ)/APE(.ape)
> ALAC(.mp4/.m4a)/AIFF(.aiff/.aif)
今主流のフォーマットは全て網羅されています。音質が絶対に劣化しないロスレス形式に対応しているのはやはりさすがですね。
無料でSONY音質向上技術「DSEE」が使える!
DSEEとはDigital Sound Enhancement Engineの略で、MP3などで圧縮して欠けた高域の周波数帯を補うことで、音質を向上させるというものです。
ロスレス圧縮以外のMP3のような非可逆圧縮形式では、人間には必要ないとされる周波数をばっさり削除してしまいます。
ですが、人間にも聞こえる部分も削れています。圧縮率を上げれば上げるほど、聞こえる部分もどんどん削除され、次第にAMラジオのようなこもったような音になります。
この「DSEE」は、この削除され劣化した部分を修復して原音を取り戻すすばらしい技術です。これをソニー製品を購入せずとも使用できるのです。
無料だからまず試してみて
なかなか新しいソフトを入れて使うのは勇気が必要だったり、めんどくさかったりしますよね。
でも、無料なので一度入れてみて、自分に合わないならアンインストールしましょう。
使い心地と最強音質を確認するともう今使用中のプレーヤーを使わなくなるかもしれません。
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