今でも通用する?めちゃくちゃ古い初代ゲームボーイのサウンドが魅力的な理由

ゲーム機
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最近のファミコンミニやプレイステーションクラシック、メガドライブミニなどレトロゲームブームが完全に来ています。

レトロゲームであまり話題にならないけど忘れてほしくないのは、性能が限られまくっているけどその環境の中でそれ以上の表現を可能にしたゲームボーイです。

ゲームボーイは1989年4月21日に発売してから数週間あまりで販売数100万台を達成したバケモノで、その裏側にはすごくシンプルな内部構造だったから大量に用意できたと言われています。それを支えていたのがシャープ製チップの「LR35902」です。

このチップは今のPCのCPUの元祖とも言えるIntelの8080チップがベースとなっています。この中に搭載されているサウンド機能は

  • パルス波(矩形波)2ch
  • 波形メモリ音源 1ch
  • ノイズ 1ch

の最大4音しか出力できませんが、だからこそシンプルだけど印象の強いメロディとリズムが心を突いてきます。

今はYoutubeなどでチップを使用したりシミュレーションソフトで再生したりする動画が増えていますので、いろんな角度からサウンドを楽しむことができます。

以下の動画はLR35902の使い方が完全に解析できた今の技術で鳴らしてみた系の動画です。

音声を擬似的に表現してみたり、刻んで音色を増やしたように錯覚したり凄まじいです。ゲームボーイをプレイして知っている人こそ、これがゲームボーイで再生できるとは思わないと思います。

レトロサウンドで神様的存在で有名なのがイギリスのゲーム音楽作曲家のティム・フォリン氏。

心くすぐる作曲も素晴らしいけれど、それよりも凄いのがサウンド能力を超えてくる音源操作です。実際に聴いて頂ければわかると思います。本当にいい意味でおかしいです。

以下の動画はそのティム・フォリン氏の曲そのままの動画ですが、今見ても波形がおかしいです。これが40年近く前当時にサウンドプログラムして再生できていました。

他にもチップ名の「LR35902」で検索すると山のように動画が出てくるので、既存のゲーム音楽やチップを使ったオリジナル音楽など、自分に合う音楽を「チップ」から探してみてはいかがでしょうか。

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